20年の思い・・・・!?
- 2013.08.20 Tuesday
- 22:46
我が映画祭は今年で23回目を迎えるわけですが、
初期のころの苦労を知る人は少なくなりつつあります。
苦労というよりも苦悩と言った方がふさわしい場面も多々ありましたが、
今から振り返るとそれも楽しい思い出となっています・・・・。
10年ひと昔と言いますが、20年ですからふた昔ということになるのでしょうね・・・・。
何が大変か・・・・。
映画業界のことは何も知らない全くの素人市民が始めた映画祭ですから、
作品交渉やゲストの出演交渉など暗中模索状態でした・・・・。
もちろん、逆の立場になれば、何の経験もない人たちに作品を簡単に貸すわけにはいかないでしょうし、聞いたこともない映画祭に俳優さんを出演させるわけにはいかないということになりますよね。
経験の無い私たちをどうしたら信用してもらえるか・・・・。
ここは精一杯の「誠意」を持って接するということしかなかったように思います。
その意味では、大変だからと言ってすぐ止めるわけにはいかない。
「誠意」を示すということは、継続していくこと、これに尽きると思いましたね・・・・。
その思いの結果が今に至ったというわけですね。
逆にいえば、約束は守るということでもあるでしょう。
「継続してやっていく映画祭ですから・・・・」とお願いして交渉してきましたからね。
最低でも10年はやるというのを自分に課してきました・・・・・。
出来れば、今の実行委員の人たちも、簡単に入って簡単に辞めるということにならないように、それなりの覚悟・・・と言っても自分に対する覚悟ですが・・・・をもって取り組んでほしいと思います・・・・。